ショップそうそうしゃ
品質へのこだわりと確かな技術で信頼を勝ちとる
有限会社協悦は全国でも数少ないアルミ鍛造(たんぞう)金型の設計・製造を行っている会社です。取引先には自動車、工作機械、医療機器、家電などの各種メーカーがあります。
昭和62年10月に3人で、栃木市大塚町に設立。その後、現在の工場がある同市岩舟町に移転しました。初代社長の宮本定雄氏は技術畑。品質へのこだわりが強かったとの事。定雄氏の品質への考えは、従業員が20人となった現在でも受け継がれています。
最近は、受注から納品までの期間が短い依頼品が多いですが、品質を保ちつつ、短納期にも応えられる体制を構築し、顧客からの信頼を獲得してきました。
令和2年に新型コロナウイルスが流行し、現在までその影響は続いています。コロナ禍でも「自分たちの技術で、なにかできることはないか」との思いから、従業員が考案したのが、インダイレクトフックでした。当商品は純銅製で抗菌効果を高め、ドアノブやエレベーターのボタンなど、直接自分の手で触れたくないものを押すのに便利なグッズ。
インダイレクトフックを足掛かりに「とち介」シリーズとして、ペンスタンドやペーパーウエイトなどを次々に商品化。
ペンスタンドは地元銀行の栃木市内店舗でも利用されています。
これらの商品は、一点一点を削り出し、手間暇がかかる商品です。
これまで機械部品の金型を製作しており、自分達が作った「製品」がどのように「商品」として使用されているかを目にできる機会は少なかったとのこと。インダイレクトフックなどは直接お客様へ販売して、利用するところを目にできる点が社員の「モチベーションアップに繋がっている」と松山幸枝社長は話す。
ふるさと納税の返礼品の他、購入はスカイツリーにあるとちまるショップ、いわふねフルーツパーク、蔵の街遊覧船待合処観光館でもお買い求めいただけます。
※有限会社協悦で製造する商品は、関連会社の「ショップそうそうしゃ」が販売しています。