有限会社 中沢製麺

美味しさの秘密は

“二度ぶかし製法”

 

中沢製麺は栃木市で創業して60年以上が経過した、製麺会社です。現在の中澤健太社長は3代目。「自分達がうまいと思う麺をつくる」ことをモットーとしています。

特に焼きそばにはこだわりがあり、創業当時から、手づくりで手間と時間がかかる二度ぶかし製法を行っています。一般的にスーパーなどで販売されている焼きそば麺のほとんどは、オートメーションの製造ラインで10分~15分ほど一度蒸しを行うだけです。中沢製麺では蒸籠(せいろ)で通常の4倍となる約1時間をかけ、2度蒸す製法をとっています。それにより、麺の色が茶色に変化するとともに、プリプリとした食感と、歯切れが良く弾力がある麺になりました。

栃木県南地域では以前からイモフライが駄菓子屋で売られていました。初代社長の中澤勇氏がイモフライと焼きそばを掛け合わせる「じゃがいも入り焼きそば」を提案営業して歩いたそうです。今でもその名残があり、じゃがいも入り焼きそばとして受け継がれています。

直売所とオンラインショップでは、ラーメンなどの麺も販売していますので、ご家族で楽しんでみてはいかがでしょう。